Vol.003 プロダクトデザイン専攻 大学院生 Tさん

Vol.003 プロダクトデザイン専攻 大学院生 Tさん

 

オフィスや学校のオープンスペースに
ハンモックがあったら、会話も弾みそうですね

 

Tさんプロフィール
20代女性・北関東在住。
大学院でプロダクトデザインを専攻。家具などのプロダクトにおける様々な問題をデザイン
で解決する課題などに取り組む。
ヒヒラボの夏休み特別企画「My デザインハンモック」コンテストで、一般投票の結果、グランプリを受賞。

 

今回インタビューをお願いしたTさんは、今年の夏に開催したヒヒラボの「My デザインハンモック」に応募してくれて、たくさんの作品の中からグランプリを受賞。Tさんがデザインしたハンモックは、ステンドグラスのようなグリーンの布で、日の光が当たると床に映し出される芝生を楽しめるというもの。ハンモックにステンドグラス×芝生という発想がとても素敵な作品でした。

そんなTさんは、賞品のヒヒラボハンモックコンプリートセットを大学の研究室に置いて、研究室の皆さんと一緒に楽しんでくれているそう。実際にどんな風に使われているのか、お話をお伺いしました!

 

休憩スペースの心地良さが格段にアップ

 

HiHi LABO:My デザインハンモック」コンテストの作品は、どんなプロセスでデザインを考えてくれたのですか?

Tさん:こういうのがあったらいいな、という気持ちで考えました。あとはヒヒラボのインスタで、室内で光を浴びているハンモックの写真を見て、その光が床に反射してステンドグラスみたいになったらいいよねって思ったんです。

これまで椅子やテーブルをデザインすることはありましたが、ハンモックは初めてだったので、どうしたらもっとハンモックが楽しくなるかなって考えるのが楽しかったです。

HiHi LABO:もともとハンモックにはどんなイメージがありましたか?

Tさん:キャンプで使うイメージが強かったですね。グランピングにしても、ハンモックが付いているとウリ文句になっていましたし……。
自分の家で使うイメージはなかったので、もし受賞してハンモックをいただけたら大学の研究室に置こうと思っていました。

HiHi LABO
:なぜ研究室に……?

Tさん:スペースの問題もありますが、一人であの大きさのハンモックを使うのはもったいないので、共有スペースに置いてみんなにも使ってもらいたいと思ったんです。

HiHi LABO:実際に置いてみて、いかがですか?

Tさん:組み立てて置いておいたら、勝手にみんな使うようになっていました。休憩スペースとしてすごくよくて、ハンモックを室内で使うのもいいなって思いました。

HiHi LABO
:具体的にどんな風に使われていますか?

Tさん:私は作業中に1015分休憩する時に使うことが多いのですが、同じ研究室のメンバーは数時間寝ています。せっかくハンモックがあるんだからキャンプ場みたいにしたいと言って、夜は電気を消して、アウトドアで使うランタンをつけて寝たりしてるんですよ(笑)

         研究室のメンバーの皆さんも、各々の使い方で楽しんでくれているそう


HiHi LABO
:ハンモックを置く前は、休憩する時はどうされていたのですか?

Tさん:ソファー的なものもないので、私は外を散歩したりしていましたが、他の人は寝袋を持ってきて寝ていました。

HiHi LABO:ハンモックとベッドクッションをセットでお送りしていますが、ベッドクッションなしでハンモックを使ったことはありますか?

Tさん:クッションなしでも乗りましたが、それはそれで座り心地いいなと感じました。クッションがあるとよりソファーっぽい感覚ですが、クッションをどけると私が想像していたハンモックに近くなりました。

室内にいながら、アウトドアの雰囲気を感じられるのは楽しいですね。

一人で使うより、みんなで共有したい

HiHi LABO:ハンモックに親しんでいただいたところで、どんな人にどんなシーンで使ってもらうのがおすすめだと思われますか?

Tさん:初めはファミリー向けかなと思っていたのですが、会社のオープンスペースに置くのは良さそうだなと思いました。

今は研究室の一部屋に置いていますが、広い部屋の日当たりの良い場所に3台くらい置いたら楽しそうだな、と……。
リラックスできて、話も弾みそうですよね。オフィスの休憩室や学校のオープンスペースにあったらすごくいいと思います。

 

                  ランタンの灯りでアウトドアの雰囲気に……


HiHi LABO:みんなで共有というのがポイントですね?

Tさん:一人暮らしの家に置いて、一人で座る椅子にするには大きいですし……。もし部屋に置いたとしても、友達を呼んで「座って、座って!」って言いたくなりそう(笑)。

HiHi LABO:楽しみを共有したい、というイメージですか?

Tさん:そうですね。あとはカフェにあったら行ってみたいです。外にハンモックを置いて、テーブルもあって、椅子がわりにしたらいいなって思います。

HiHi LABO:ハンモックを使ってみて、困ったことなどはありましたか?

Tさん:組み立ても結構簡単で、一人でもできたので良かったのですが……。ただ、気軽に持ち運ぶには重いなって思いました。車があれば問題なさそうですが、リュック感覚ではちょっときついかな、って。

HiHi LABO:鉄製のスタンドが重いんですよね……。
それでは、プロダクトデザインを専攻されているTさんから見て、ハンモックの新しいデザインのアイデアなどがあれば教えていただけますか?

Tさん:今のハンモックは一人用だと思いますが、二人用があったらいいのかなって思いました。ソファーに近い形のハンモックができたら面白そうかなと。

あとは、例えばスタンドから生えているような形で、飲み物とか本をちょっと置けるテーブルが一緒に付いていたら便利だと思います。それと、今研究室にランタンが置いてあるので、ランタンを下げるところがあってもかわいいかもしれません。

HiHi LABO:飲み物のホルダーや小さい机、ライトも本を読んだりする時に良さそうですね。追加のアイテムがあると、ハンモックの楽しみ方も広がりそうです。
本日はお忙しいなかありがとうございました!

 

<インタビューを終えて>

大学の研究室でハンモックを愛用してくれているというTさん。同じ研究室の皆さんそれぞれにちょっと休憩したり、ぐっすり寝たり、キャンプを演出してみたり、各々の使い方で楽しんでくれているというお話を聞けて嬉しかったです。

ハンモックにテーブルやライトなどの追加アイテムがあったら、というご意見もとても参考になりました。想像すると、快適すぎてますますハンモックから出られなくなりそう……(笑)

Tさんもお話してくれたように、ハンモックを家庭で楽しむのはもちろん、こうしたオープンスペースでの活用がもっと増えていけばいいなと思います。

Tさん、「My デザインハンモック」コンテストに応募いただき、そしてお忙しいところインタビューにご協力いただき、本当にありがとうございました!

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