急遽、愛犬ぽんたと高齢の母を連れて一泊旅行に行こう！と決めたのは、暮れも押し迫った12月下旬のこと。
以前、箱根で利用した犬と泊まれるホテル「レジーナリゾート」が軽井沢や河口湖にもあるということで空き状況（と価格）をチェックしていましたが、「よし、予約しよう！」という段階になって、「お車の場合は冬装備でお越しください」との注意書きを発見……。
あ、そうか。この時期は……そうだよね。
装備云々もですが、凍った道は運転が怖いので即断念しました。
となると、必然的に温かい方面がいいということになり、母の希望もあって西伊豆エリアで「犬が泊まれる宿」を検索するとほぼ一択。
宿泊の２日前に土肥温泉の小さなホテル（ペンション？）を無事に予約することができました！
「全室に温泉露天風呂があって、オーシャンビュー」
これはテンションがあがります♪
西伊豆の土肥温泉。
調べてみると、おもな見どころは「土肥金山」と「岬からの美しい夕陽」と紹介されていました。
伊豆でも修善寺や伊豆高原、東側の稲取、下田あたりは比較的なじみがあるのですが、西伊豆は遠いこともあってちょっと新鮮。
実は５年ほど前にも西伊豆の堂ヶ島に行ったことがあったのですが、西伊豆は東伊豆とはまた違った雰囲気で、観光地でも静かだったし、町や海の景色も風情があって、人も温かくていいところだなという印象がありました。
今回はとにかく「温泉と海鮮を楽しんで、夕陽が見れたらいいね」ということで出発。
一日目はお昼頃土肥に着いて、海鮮屋さんでランチ。
お店のすぐ近くの松原公園をお散歩したあと、ホテルへ向かいます。
さすがに時間を持て余すんじゃないかと思いましたが、テラスから海を眺めたり、お風呂に入ったりしているうちに（これだけで何時間も経つのが不思議ですが）夕飯の時間になりました。
この日はお天気がよくて、夕陽もきれい！
日が沈んだ後もオレンジ色に染まった空の色が刻一刻と変化していきます。
西伊豆を「夕陽の町」と呼ぶのも納得。
本当に美しくて、自然と笑顔になれるような景色でした。
二日目は12時のチェックアウトまでのんびりして、堂ヶ島に向けて出発。
数年前に行った時、観光クルーズは「強風のため運休」だったのでリベンジすべく堂ヶ島を目指しましたが……。
今回も受付窓口には「運休です」の貼り紙がありました（泣）
「お正月前のこの時期はお客さんが少ないから、船は運休していることが多い」と、お昼を食べたお寿司屋さんのご主人が教えてくれました。
ちなみにこの日は観光スポットの「土肥金山」も休業だったそう。
たまたまなのか、私がチェックしていたジェラート屋さんもお休みでした。残念！
お昼の後は、ご主人おすすめの干物屋さんでおみやげを買ったり、黄金崎、恋人岬などに寄ってから帰路へ。
二日間ともどこに行くわけでもなく、観光らしきものはしませんでしたが、ゆっくり海の景色を眺めるだけでもいいものだな、と思いました。
穏やかな空気感がいいんですよねぇ。
これまで車酔いが激しくて、ドライブではすぐに酔ってしまっていたぽんが今回は大丈夫だったのもよかったこと。
そして母も喜んでくれたので、2024年滑り込み伊豆旅行は成功のうちに終了しました♪
と、今回の旅行では行っていないのですが、堂ヶ島の近くの仁科地区に「秋月」というお菓子屋さんがありまして……。
たまたま私が伊豆旅行を決める前に「秋月」の最中「でんごさざえ」を友人からいただいたのですが、これが意外に（すみません！）おいしかったんです！
というのも、いただいた時に「あんこに青海苔が入ってるの」と聞いていたから。
青海苔入りの最中……？
でも食べてみると、白あんに青海苔がふわっと香ってとってもおいしい！
さざえの形も表裏あってかわいいので、これはおみやげや贈り物にいいなぁ！とすっかりお気に入りになりました。
もし西伊豆方面に行かれる方は、ぜひチェックしてみてくださいね。
そんなこんなであっという間に年も明けてしまいましたが、今年もぽんと一緒にあちこち楽しく出かけたいなと思います♪
2025年が皆さんにとって健康で穏やかな年になりますように……！