ハンモックだと、腰痛持ちでも痛くならない。
身体のフィット感+ゆらゆら感が好きですね
MIYA-G(ミヤジ)さんプロフィール
本名は宮本祐太郎。藤沢市出身のフリースタイルマウンテンバイクライダー。マウンテンバイク・BMXの競技経験を活かし、「KOASTAL(コースタル)スキルアップスクール」の講師を務めるほか、「KOASTALバイクパーク」のコースビルド、ライダーのマネジメント、ウェブサイト・ECサイト運営、YouTube、撮影・映像製作などマルチに活躍。
KOASTAL代表。藤沢市自転車協会理事長。
BMXやマウンテンバイクを通して、子どもたちが夢や目標を実現できる環境作りに取り組んでいる。
コースタル/コースタルバイクパーク
〒252-0822 神奈川県藤沢市葛原937-3
https://koastal.jp
50年ほど前にアメリカで始まり、最近は日本でも注目を集めているBMX(ビーエムエックス)。2020年の東京オリンピックで新種目として追加され、日本人選手の活躍を見られたのは記憶に新しいところだと思います。
私個人的には10年ほど前、「ラストシンデレラ」というフジテレビのドラマで三浦春馬さんがBMXライダーを演じていて、「かっこいいなぁ」と思いながら見ていたことを思い出します。
「日本ではこの3~5年くらいで、BMXの競技人口がかなり増えてきました」と話すのは、フリースタイルマウンテンバイクライダーのMIYA-G(ミヤジ)さん。
小学生の頃から自転車に乗ることが大好きだったというMIYA-Gさんは、14歳から本格的にレース活動を開始。
マウンテンバイク、BMXの多種目で活躍した後、現在はKOASTAL(コースタル)で子どもたちにBMXやマウンテンバイクの技術、そしてバイクを自由に操る楽しさを伝えています。
実はHiHi LABOのブランドディレクターsnjの長男T君も、MIYA-Gさんの生徒の一人。
その関係もあって、半年ほど前からMIYA-GさんにHiHi LABOのハンモックを使ってもらっていたんです。
今回はMIYA-Gさんと奥様のかよさんにハンモックの使い心地や用途、可能性などをお聞きしました!
ゆったりと時間が流れる、プラスアルファの特別感
HiHi LABO:ハンモックはご自宅のどこに置かれていますか?
MIYA-Gさん(以下、MIYA-G):今住んでいる家より実家の方が広いので、ハンモックは実家のリビングに置いて使っています。
HiHi LABO:実際に使ってみていかがでしたか?
MIYA-G:ソファーよりもリラックスできますね。オフで実家に帰った時にハンモックがあると、のんびりできるな~って感じます。
かよさん(以下、かよ):ソファーよりも贅沢感があって、時間がゆったり流れるような感覚になれます。チルというか、極上のリラックスというか…。
ハンモックは誰もが持っているものではないですし、プラスアルファの特別感がありますね。
HiHi LABO:ソファーとハンモックの使い分けは?
MIYA-G:ソファーは何気ない時にパッと座る感じ。ハンモックはもっと長く、ゆっくりしたい時に使っています。
かよ:ソファーはとりあえず座るイメージ、ハンモックは本当にリラックスしたい時に使いますね。用途が違うと思います。
HiHi LABO:HiHi LABOのベッドクッションも使っていただいていると思いますが、あるのとないのとでは違いますか?
MIYA-G:ある方がよりゆったりできますね。うちは犬がいるので、犬も一緒にぴょんって来てくれます。クッションがあると座面が広くなるので、ちょうどいい感じになるんです。
かよ:ワンちゃんも気持ちよさそうに乗っています(笑)
HiHi LABO:やはりベッドクッションもあった方がいいですか?
MIYA-G:なくても乗り心地が悪いわけじゃないけれど、あると全然違いますね。
寝心地がよくて、昼寝もするし、本を読んだり、スマホを見たりしています。
かよ:お義父さん、お義母さんもちょっと寝るのに使っていて、「寝心地いいね~」って喜んでいました。
Miya-Gさん、かよさん、暑い中長時間に渡りありがとうございましたm(_ _)m
誰が乗っても、身体にフィットする感覚が魅力
HiHi LABO:ソファーでも横になったりしますか?
MIYA-G:前はしていましたが、ハンモックの方が断然いいと思います。
完全に横になれるし、身体にフィットする感じがいい。ソファーだとソファーの形に自分が合わせないといけませんが、ハンモックは誰が乗ってもその人の身体にフィットする感じがすごく魅力だと思います。
あと、揺れるのも好きですね。僕はじっとしているのが苦手なので(笑)、なんとなく揺れている感じが落ち着きます。
HiHi LABO:ハンモックで疲れる、ということはありませんか?
MIYA-G:ソファーだと態勢を変えたりするけれど、ハンモックは大丈夫。
かよ:そういえば日頃肉体労働なので、腰とかあちこち痛いって言っているのに、ハンモックに乗っている時は言わないよね?
MIYA-G:確かに……!ベッドだと痛いんだけどね。
HiHi LABO:マットレスの場合、頭と肩、お尻に体圧がかかりますが、ハンモックは全体に分散されるんですよ。腰痛持ちの方で、ベッドよりハンモックの方が楽、という方もおられます。
MIYA-G:なるほど。腰が痛くならないのはすごく助かります。
HiHi LABO:夏場、クッションがあっても暑くなかったですか?
MIYA-G:冷房つけているので、全然気になりませんでした。
HiHi LABO:ハンモックを使ってみて、逆に問題点や困ったことなどは……?
MIYA-G:うちはソファーとハンモックの両方を置いているので、スペースの問題はありますね。
あとは場所が狭いからでしょうが、初めの頃はスタンドによく足の小指をぶつけました(笑)
HiHi LABO:そうでしたか……!うちではスタンドの部分にマットみたいなものを敷いてカバーしています。そうすれば子どもも乗りやすいし、落ちても痛くないので。
MIYA-G:やっぱり広いところで使いたいですね。外で使ったら気持ちいいだろうなって。
今はなかなかチャンスがないのですが、バーベキューに持って行きたいですね。
HiHi LABO:汚れても洗濯できるのでぜひ!
使い方によるかもしれませんが、もしハンモックやハンモックスタンドにおしゃれなデザインがあったら欲しいと思いますか?
MIYA-G:シンプルなのも、柄物も両方いいなって思います。カラフルなのも楽しいし、逆に部屋に合わせて真っ黒とかもかっこいいんじゃないかな。
子供たちの成長をハンモックの上から眺める時間も最高^^
「おしゃれで遠い存在」から「身近で実用的なもの」に
HiHi LABO:ハンモックを使ってみて、イメージって変わりましたか?
MIYA-G:もともと東南アジアとかでのんびりするようなイメージがあったのですが、「ゆっくりする」というイメージは変わらず、でも身近になったというか……。
ソファーに座るよりも、ハンモックの方がよりリラックスできることを実感しました。
かよ:ハンモックはリゾートとかおしゃれな家にあるイメージで、ちょっと遠い存在でしたが、実際こういう感じかぁ、意外と使う場面あるなって思いました。
HiHi LABO:使ってみると、皆さんイメージが変わると思います。普段使いできて、特別なものではありませんから……。
MIYA-G:BMXのパークに置いてもいいと思うけど、マウンテンバイクだと山に行くから、より親和性がありそうですね。
HiHi LABO:例えばどんなシチュエーションですか?
MIYA-G:僕がダウンヒルをやっていた時は、駐車場とかにブースを立てて休んだり、テントを張って寝たりしていたので、そこにハンモックを設置したらいいだろうな、って。
練習後の休憩にめちゃくちゃイメージできます。
HiHi LABO:景色のいいところでのんびりできますね。
MIYA-G:あと、BMXよりマウンテンの方が年齢層が高いので、ライフスタイルを考えてもやっぱりマウンテン系の方が合いそうかなと思います
かよ:ソファーやベッドの代わりだったり、競技会場や練習場に置くにしても、もっと当たり前に選択肢の一つとして選べるようになれば、ハンモック欲しい!という人は増えると思います。
例えば引っ越しして大型家具店を見に行った時、そこにハンモックがあったら選択肢になるんじゃないかな。乗ってみないとわからないから、ネットで買うのは難しいですよね。
今回実際に使ってみて、ハンモックの心地よさがすごくよくわかりました!
HiHi LABO:ハンモックの概念やイメージを取っ払って、これから様々な形で広げていきたいと思います。貴重なご意見、感想、ありがとうございました!
HiHi LABOブランドディレクターの子供もお世話になってます♪
<インタビューを終えて>
「ゆったり時間が流れる」「寝ても腰が痛くならない」とハンモックを気に入ってくださったお二人。ご両親も一緒に使っていただけていることも、とても嬉しく感じました。
今後、ヒヒラボのハンモック+ベッドクッションが様々なシーンで使われる「選択肢の一つ」になれるよう、実際に見て、触って、乗ってもらえる機会を増やしていきたいと思います。
そしてKOASTALのバイクパークでは、数日後の全国大会に向けて一生懸命練習をする子どもたちの姿を見ることができました。
小さなライダーたち、かっこよかった!
最後に、MIYA-Gさんはこんなお話も。
「BMXを競技としてやる子もいれば、楽しいからと遊びでやる子もいます。KOASTALではそのどちらも大切にしています。
一時的なブームでBMXをやるのではなく、一生涯付き合っていけるスポーツにしていきたい。
それを大前提として、世界で活躍できる子を育てていきたいと思っています」
MIYA-Gさん、かよさん、ステキなお話をありがとうございました!