ふかふかのハンモックベッドでゆったり過ごすひと時。
ちょっと小腹が空いたなぁ……。
そんな時に食べたくなるのがドーナツ!(あくまでも個人的な好みですが)
手軽だし、腹持ちするし、何よりおいしい♪
私はオールドファッションのようなシンプルなドーナツが好きですが、皆さんはいかがでしょうか?
フレンチクルーラーとか、コロコロとか、揚げパンみたいなのとか、形も味もけっこういろいろありますよね。
そこで、ふと思いました。
ハンモックのルーツ、中南米にもドーナツってあるのかな……?
世界ではどんなドーナツが食べられているんだろう?
実は日本ではあまり知られていませんが、アメリカでは6月の第一金曜日が「ドーナツの日(National Doughnut Day)」に制定されています。
今年は6月7日、もうすぐですね!
そこで、今回はハンモックベッドにゆられながら、ハンモックのルーツを辿りつつ、各国のドーナツ巡りをしてみました。
ドーナツ好きの皆さん、ぜひお付き合いください♪
中南米のドーナツ的お菓子
ハンモックのルーツは中南米のコロンビアやメキシコとされ、先住民たちの寝具として使われていました。
大航海時代、その光景を見た探検家のコロンブスがハンモックをヨーロッパへ持ち帰り、そこから世界に広まったといわれています。
HiHi LABOのハンモックは本場、南米コロンビア産。
熟練の職人が一つひとつ、丁寧に手作業で仕上げたものを皆さんにお届けしています。
ということで、コロンビアにもドーナツってあるのかな……?
はい、ありました!
ブニュエロという小麦粉とチーズを混ぜてボール状に揚げたお菓子。
これはまさにコロコロドーナツですね!
コロンビアでは一年中屋台やスタンドなどで買えるポピュラーなお菓子ですが、クリスマスシーズンのお菓子としても定番なのだそう。
このブニュエロの歴史は古代ローマ時代までさかのぼり、イタリア、フランスからスペインへ広まり、やはり大航海時代に中南米に伝えられたといいます。
その後、ブニュエロは様々な形に進化し、メキシコでは生地を平たく伸ばして揚げるスタイル、キューバでは八の字型だったり、ニカラグアではキャッサバ(芋類の一種)粉が使われるとか。
原型は同じでもその土地の名産を使ったり、形を変えるなど、お国柄が表れているようで面白いですね。
アメリカでは国民食!
ドーナツというと、やはりアメリカのイメージが強くありませんか?
朝食はドーナツ&コーヒーが定番(らしい)。
映画やドラマでも、警官がドーナツを食べているシーンをよく見かけますよね。
アメリカのドーナツの原型はオランダのオリボーレンというボール状の揚げ菓子で、17世紀頃にアメリカに伝わったといわれています。
そして、お馴染みのリング状のドーナツが誕生したのは19世紀頃のこと。
一説によると、ハンソン・グレゴリーという船乗りの青年が生焼けだったドーナツに不満を持ち、生地の中心に穴を開けて火通りをよくすることを思いついたそう。
リング状のドーナツは船のかじを取る際、ハンドルにひっかけられて食べるのにちょうどよかったとか。
以来、アメリカでは国民食としてドーナツが愛されるようになりました。
今では家庭のお母さんの味から高級ホテルのシェフの味まで、本当に幅広い!
ところで、アメリカでは6月の第一金曜日が「ドーナツの日(National Doughnut Day)」に制定されています。
これは第一次世界大戦で、兵士を支援するためにドーナツを配布した救世軍のメンバーを記念し、救世軍が1938年から行っている同じ名前の募金イベントに由来するもの。
今年のドーナツの日は6月7日!
大いに賑わうアメリカのドーナツ店を想像しながら、私はハンモックベッドでドーナツを楽しみたいと思います♪
ヨーロッパのドーナツたち
中南米を訪れたコロンブスがヨーロッパにハンモックを持ち帰り、徐々に世界に広がったのが16〜17世紀頃。
ドーナツも諸説ありますが、17世紀頃にオランダで食べられていたオリボーレンが原型といわれているので、だいたい同じ頃に広まっていったんですね。
当然ながら、ヨーロッパにもドーナツ的な揚げ菓子がたくさんありました!
ドイツやオーストリアでは、ベルリナークラプフェンなどと呼ばれる、丸めた発酵生地にジャムを詰めて揚げたお菓子が人気。
この揚げ菓子がイタリアではカスタードクリームを詰めたボンボローニ、ポルトガルでは濃い黄色の卵クリームを詰めたボーラ・デ・ベルリンになって親しまれているそう。
オランダ、ベルギーにはドーナツの元祖とされるコロコロのオリボーレンがあり、スペインにはブニュエロ、オリボーレン、そして日本でもおなじみのチュロス。
フランスでは、フランス語で「揚げた生地」という意味のベニエが伝統菓子としてイースター(復活祭)やカーニバル(謝肉祭)の時に食べられているそうです。
その昔、油で揚げた甘いお菓子は贅沢品だったことから、祝日や記念日のお祝いに食べられていたとのこと。
ハンモックの歴史もかなり古いのですが、思いのほかドーナツも歴史があるお菓子なんですね。
最近のドーナツはカラフルでおしゃれだったり、素材や製法にこだわっていたり、その進化系には目を見張ります。
HiHiLABOのハンモックベッドも、ふかふかのベッドクッションに包まれて熟睡できるハンモックの「進化系」。
ドーナツもハンモックも、長い年月を経て進化しているんですね。
ハンモックベッドの極上のふわふわ感、ぜひ皆さんにも一度は体験してみてほしい!
ハンモックベッドも、ドーナツのように世界中の人々から親しまれる存在になったらいいな。
そんなことを想いながら、ハンモックベッドでほおばるドーナツはなんともいえないおいしさです♪