11月末のお天気のよい平日。
もう、ちょっと遅いのかな?
まだ大丈夫かな?
そう思いながらネットで調べてみると、紅葉にまだ間に合いそう。
ということで、母とポメラニアンのぽんたと箱根ドライブに行ってきました♪
だいたい出発が遅くなるのがわが家の常。
今回も家を出たのはお昼頃でした。
「遅くなっちゃったけど、行かないより今日行っちゃおう!」と。
実は去年も同じ頃箱根に行っていて、紅葉がとってもきれいでした。
なかでも母も私もぽんたも?気に入ったのが、仙石原の長安寺。
これまで箱根には何度も行っていたのに長安寺は去年が初めてで、裏山に鎮座する五百羅漢を見た時は単純に「わぁ!すごい!!」ってなりました(笑)
だから今回もまず目指したのは長安寺。
西湘バイパスを走り、いざ仙石原へ!
この日は伊豆半島から三浦半島まではっきりと見渡せ、海はキラキラ、雪化粧した富士山もきれいに見えました。
見慣れた相模湾の景色ですが、いつ見てもいいなと思います。
順調に進み、1時間ほどで仙石原長安寺に到着。
車は無料の駐車場にとめられます。
落ち葉の様子を見ると、ちょっと見ごろは過ぎたのかな?という気もしましたが、まだまだきれい!
本堂でお参りをしてから、五百羅漢があるすぐ隣の裏山に向います。
と、ここで五百羅漢のおさらいをしておきましょう。
私自身、五百羅漢というものをよく知らなかったので……(恥)
「五百羅漢とは、お釈迦様の弟子として仏道修業を積み、修行者の最高位である『阿羅漢(あらかん)』という位を得た500人を集めたもの」なのだそう。
全国各地にある五百羅漢は一か所に集合して鎮座していることが多いなか、長安寺の五百羅漢は山のあちこちに点在しているのが特徴。
散策しながら一体一体と向き合えるのがいいなと思いました。
それぞれ表情豊かで、笑顔だったり、難しい顔をしていたり、困り顔、怒り顔、おどけ顔、とっても優しいお顔の石像も。
喜怒哀楽がわかりやすくて、なんだか親近感がわいてしまいます(笑)
さらに本堂の裏手には庭園があって、こちらもお気に入りの場所。
ところどころにベンチがあるので休憩もできるし、トイレもあるので安心です♪
ところで、長安寺の五百羅漢は1985年に建立が始まり、14人の彫刻家によって約300体近くが作られていて、現在も建立が続いているとのこと。
次に来る時には、また新しい羅漢さんに出会えるのかもしれませんね。
長安寺をゆっくり散策した後は芦ノ湖に向い、犬もOKな「芦ノ湖テラス」のイタリアンで遅めのランチをとりました。
こちらのお店はペット連れ専用の店内席があるので、よく利用させてもらっています。
店内ではケージやバッグに入れておくのがルールですが、持っていなくても貸し出してもらえるので安心。
椅子には出せませんが、食事中も一緒にいられます♪
日暮れの早いこの時期は15時を回る頃には段々と薄暗くなってきて、風もぐんと冷えてくるんですね。
ランチとケーキを楽しんだあと、少しだけ湖畔をお散歩して早々に帰路につきました。
時間があれば、箱根神社にも行きたかったし、仙石原のススキ草原にもちょっと寄ってみたかったけど……。
余談ですが、元箱根にある成川美術館はなんと小型犬であれば入館が可能なんです!
昨年行ってみたのですが、犬と一緒に名画を鑑賞できるなんてなかなか貴重な時間でした。
スタートは遅かったものの、紅葉の箱根をしっかり満喫できた一日。
長安寺は四季折々のお花が楽しめる「花の名所」としても有名とのことで、また違う季節にも行ってみたいと思います。
そして次回はもっと早く出発して、午前の陽差しを浴びる五百羅漢を見てみたいなと……。
すがすがしさのなか、それぞれの表情がまた違って見えそうな気がします。